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「クラムボン2011 ドコガイイデスカツアー」 ワイアリング・レポート

「クラムボン2011 ドコガイイデスカツアー」 ワイアリング・レポート


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<PROFILE>
福岡出身の原田郁子、東京出身のミト、北海道出身の伊藤大助が専門学校で出会い、1995年に結成。

シングル『はなれ ばなれ』で、1999年にメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて様々なアーティストとのコラボレーションを重ね、楽曲提供、プロデュース、執筆活動など多岐に渡る活動を続ける。

2002年より自身らの事務所『tropical』を設立、また山梨県小淵沢にスタジオの制作、そして近年ではサウンドシステムを保有し、バンドとして、独自のスタンスを築き上げている。

2007 年7枚目となるオリジナルアルバム『Musical』をリリースし、その後行われたライブツアー「tour Musical」を追ったクラムボン初のドキュメンタリー映画『たゆ たう』が2008年全国劇場にて公開。各地で異例のロングランを記録した(現在DVDとなって発売中)。また、2009年には高音質配信 (24bit/48KHz WAV)での新曲発表を試み、昨年は8枚目となるオリジナルアルバム「2010」をCD、配信、アナログの3タイプでリリース。その後、クラムボン史上最 多37本のロングツアーを行い、中野サンプラザ2daysを完売。9月には初のよみうりランドEAST公演もソールドアウトするなど、ライブバンドとして の評価も高い。
最近では、豊崎愛生の3rdシングル『Dill』の楽曲制作から演奏までを手がけた。
今年は、4/20にファン投票で決めたベストアルバム、青盤のワーナー編と赤盤のコロムビア編を2枚組2枚同時発売。5/14からは約50本におよぶ全国ツアー「ドコガイイデスカツアー」を開催中。秋には初のアリーナ、両国国技館での単独公演が決定。
www.clammbon.com

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「クラムボン2011 ドコガイイデスカツアー」 ワイアリング・レポート

4月某日、クラムボンミトさんから相談があった。

「実は来月中頃から、僕らクラムボンは40カ所を超える大規模ツアーを始めます。場所も小さな文化財跡地から、学校校舎、芝居小屋、島などさまざまです。
去年も36カ所という長いスパンでのツアーを行なったのですが、その際問題になったのがやはり回線周りでした。

いままで特別そろえ直すチャンスが無かったということもあり、今年は楽器周りだけでも一新して、万全の状態で挑みたいなと思っています。
そこで、ウチらの楽器周りのワイアリングを全てオヤイデチームのもので揃えてみようと思っています!」

ミトさんからのワイアリング、ケーブル類のリクエストは下記の通り。

<clammbon 2011 tour 回線内容>
[Bass]
本体→Effector→DI→Amp
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全てFORCE'77G

[Loop Sampler]
PA-02 TRS(SS)1.0m x2(Stereo)

[Acoustic Guitar]
本体→effector
QAC-202 G

[Electric Guitar]
本体→Effector1→Effector2→RE-301(Space Echo)→Amp
全てFORCE'77G

[ikuko keyboard]
PA-02 TRS(SS) 2.0m×3
(d+C7 Power Cable 1.8m)

<今回ツアーのPAをやる西川一三さんのリクエスト>
[アンプ HIBOX] 
"位相がしっかりしつつ明瞭な感じ"→OYAIDE/NEOの回答「TUNAMI GPX-R」

[アンプ LOW]
"タイトでスピードが速い"→OYAIDE/NEOの回答「TUNAMI GPX」

[卓、I/O]
"位相がしっかりしつつフラット"→OYAIDE/NEOの回答「BLACKMAMBA-α」

これらのケーブルを用意して、都内でリハーサルが行われている代々木セオリスタジオへ雨の中お邪魔し、はじめて全てのケーブルをワイアリングしてサウンドチェックを行った。

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最初に原田郁子さんのNordStage。メガネ型の電源ケーブルということで、以前PA-22ZXを試した際、PCOCC-A特性のスピードがフルレンジのピアノでは耳に付き過ぎるという結果だったため、今回は新製品のL/i15EMXとd+C7 Power Cableで比較。
L/i15EMXは非常にワイド且つ、HiFi寄りのサウンドのため、パワー感を足す意図でQAC-202をラインアウトに使用しバランスをとった。
次に電源をd+C7Power Cableにしたところ、中域のパワー感が増し好印象。さらにミトさんの意見でラインアウトをスピードがありワイドなものへ、という狙いでPA-02にするとベストマッチ!満場一致でこの組み合わせが採用された。


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ミトさんのベースはフルでFORCE'77Gでセッティングされ、さらにスピーカーケーブルに低音が早く聴こえ、弾いているラインが取りやすいものというリクエストを受けていたので、L/i15EMXで使用されているケーブルを特別にバナナプラグで作成。クリアでスピードのある狙い通りのサウンドに。

続いてエレキギター。これにもベースと同じくすべてFORCE'77Gで統一。Roland RE-301につなぎクリーントーンで一発ジャラーンとストロークしただけで「WAO!」という声があがった。確かにこの音には我々オヤイデチームもびっくり。あまりにもクリアなサウンド。


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郁子さんもアンプの周りを覗き込み、「全部これにしたの?スゴーイ」との光栄なお言葉。ミトさんいわく、「ここまで個性がないケーブルは初めて(笑)。楽器に対してものすごく忠実で、ダメな楽器を弾いたら確実にバレる。あとボリュームを上げても全然イタくない。」

「いやーまいったねー(笑)」(原田郁子)
「ツアーのモチベーションめちゃアガリなんですけど(笑)。」(ミト)

そして最後にアコースティックギターのチェック。アコギには以前よりレコーディングなどでQAC-202Gを使用しており、ここでも引き続きフル使用。アコギのふくよかなMIDが持ち上がり一段音が大きくなった印象。

「リヴァーブ成分がめちゃめちゃ見える。透明感や立体感。」(ミト)
「これ演奏が確実に変わるね、うまくなる気がする。あやふやなとこがなくなるからシビアにもなるし。」(原田郁子)

この流れの中、このセットでミトさんから「なんかやってみる?」。春の雨の降る代々木のスタジオで「Re-雨」が鳴らされる。演奏後開口一番、

「いやー気持いいい!ドラムに勝ったの初めてかも(笑)スゴイ!」(ミト)、
「パッドの立ち上がりが早いから、ダイナミクスが変わるね。」(原田郁子)。

そして、ここまできたら3人のVocalマイク用のケーブルも!ということになり、PA-02XLR、QAC-202XLR、そして特別作成したTUNAMI TERZO XLRの3種類をツアー出発の直前に託した。誰がどれを使用したかはこの後のツアーで明らかに。

今年のクラムボンのツアーの音は超ヤバそう!

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5 月14日に福島から始まった「クラムボン2011 ドコガイイデスカツアー」。東北、北海道をまわり、東京に戻って初の公演にお邪魔して話を伺うことがで きた。場所は浅草、雷5656会館のときわホール。漫才、芸能を主とするこの会場ではどんな音が鳴らされるのか。そして今までのツアーでの成果はどうだっ たのだろうか。

 
─OY:Vocalケーブルの組み合わせはどうなったんですか?
ミト:結局、白TUNAMI TERZOがこっち(ミト)になってQAC-202がこっち(原田郁子)になってPA-02がこっち(伊藤大助)になったっていう。

 
─OY:あー、大助さんがPA-02で郁子さんがQAC-202で、ってQAC?
ミト:そう。郁子が緑のQACになったの。なぜかというと、郁子のマイクのノイマンが結構ハイが出るから、下が欲しいってなって。ねぇ西川さーん。(ツアーを一緒にまわっている、クラムボンが全幅の信頼を寄せるPAエンジニア)

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西川:上が伸びるのでそれに対抗出来るLOWがあるといいなってなって。ふくよかな感じを。ばっちりです。
 
─OY:アンプの電源の方はどうですか?
西川:もう最高に調子いい。パワーが増えたんじゃないかっていう勢いで。ちょっとびっくりしました。

 ─OY:なによりです!話はマイクケーブルに戻りますが、ミトさんがTERZOなんですね。
ミト:そうそうそうそう。

 ─OY:僕はTERZOが郁子さんかと思ってたんですけどねw


ミト:それが結局僕の場合低い方も高い方もレンジが広くなっちゃうから、あと口笛やったりとか。ウィスパー的なというか声のフェイクが多いから、そういった意味ではレンジ広いんでガチっと受け止めてくれるTERZOはナイスだった。

 ─OY:なるほどね。
ミト:口笛とかは、芯のある状態でモニタリングできてる。普通の58とかで普通のケーブル使うと、ものすごくレンジが細い(狭い)から、一番高い音の口笛とか高周波というか、抜けきっちゃって自分でピッチがとれないんです。でもコレだとなぜかピッチがちゃんと聴こえる。
 
 ─OY:ミトさんはマイクはノイマンじゃないんですね。
ミト:実は僕も前はノイマンだったんだけど、ノイズまで拾い過ぎっていうか、背中にかぶっちゃうんだよね。

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 ─OY:コンデンサーだからしっかり拾っちゃうんですね。
ミト:いずれにしてもワイドレンジの方がピッチ的にもとりやすいし。さほどボーカルやコーラスで声張ったりってのはあまりないので、それよりはクリアで素直なってところが大切。

 ─OY:今ツアーは何本目でしたっけ?
ミト:13本目かな。13本目にして特別なんの問題もなく、僕が楽器を叩きつけてプラグを壊した以外は(笑)、まるで問題ない。まっっったくないです。
 
 ─OY:問題あったら困っちゃいますよ。というか僕ら的には何気にメガネ型電源ケーブルのd+C7 Power Cableの調子が気になってて。
ミト:全然違和感ないですよ。もうリファレンスに使ってて。
 
 ─OY:ツアー前の代々木のスタジオで出した組み合わせの音が僕すごく良い印象なんですよね。その後エージングも進んで落ちついてきてるかな、と。
ミト:そうそう。だからもう馴染んでるのか、ホント今は特別違和感なくて。やっぱり最初は多少カドが見えてた感じしたけど。

 ─OY:おろしたて特有のカドみたいなところが最初はありますからね。
ミ ト:今はもう、特別そういう感じはないですね。逆にライブとかだと、MID感みたいなのが結構重要になるじゃないですか。えらく削っちゃうと、部屋の中で は音がまわっちゃうかもしれないけど、かといって削りすぎちゃうとダメみたいな、ある一定の立ち上がりの早さみたいなところの方が重要だったりするんです けど、そういう意味では馴染んできてると思いますよ。どんどんMIDが伸び伸びしてるっていうか、カドがとれてキャパシティーが増えて余裕があるという か。
 ─OY:なるほどね。

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ミト:あとNord StageはDIをカントリーマンに変えたのが大きいかも。

 ─OY:前は何を使ってたんですか?
ミト:前は自作ものを使ってたんですけど、今回ガッツというか腰があるものをという方向で。

 ─OY:アクティブなんですか?
ミト:いやいやパッシブ。すごい個性というか下が結構ズズっとちゃんとでる。それとPA-02だとパワーがすごくあって。全然ベースやドラムに負けてない。外音に関してはもう完全に。

 ─OY:それでミトさんはRadialのDI。

ミト:こっちはもう素直に普通に出せれば、っていうかコイツはもう全然クセない。個人的なこと言うともうちょっと面白みがあってもいいかなって気がするんだけど(笑)。FORCE'77G挿してるから余計わかりやすいというか。あーなるほどね、って。
 
 ─OY:これの前が大宮だったんですよね。その前がフェスで、
ミト:ROCKS TOKYOですね。そこでベースをドンッってやって、ちょうどプラグのとこぶつけて。それでもいい音出せたんでOK(笑)。
 
 ─OY:ツアーは40本くらいやるんですよね。
ミト:50本近くかな。最後の最後に使ったケーブルを新品と比べてどんな違いがあるか試してみたいな、なんて。
 ─OY:以前の美濃さんとの対談でも出てましたが、ミトさん、"・・・果てしないですね・・・"(笑)。なにはともあれNEOケーブルは絶賛活躍中ということで、良かったですよ。

ミト:全部ですよ。完璧じゃないですか、「プロモーション」として。
 ─OY&ミト:(笑)
ミト:ショールームとかでこの状態で置いたら。理想的な使い方みたいな。

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チケットはこの日もSold Out。満員御礼。Opening Actは浅草らしく三味線と唄による奴さん。そし てメンバーが登場し、雷5656会館でのLIVEは「シカゴ」でスタート。それからめくるめくクラムボ ンワールドを駆け抜け最後は「はなればなれ」で大団円。音も演奏もお腹いっぱい、お客さんはもちろん、僕らオヤイデチームにとっても、大満足のLIVE だった。
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終演後Vocal & Keyboardの原田郁子さんに話を伺った。

 ─OY:今回のツアーどんなかんじですか?
原田郁子:順番としては大ちゃんのドラムセットがラディックからグレッチに変わって、

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 ─OY:いいですよね、グレッチ。
伊藤大助:あ、いいですか(嬉)?
 ─OY:すごい好きですよ。
郁子:音がすごい太くて。
 ─OY:ちっちゃいキックでもバスって、
大助:しますねー。

郁子:そんな流れのなかでタイミングがうまくあって、ケーブル周りを見直すことができたんですよね。あと電源も換えることが出来たことで、ホント全っ然変わりました。同じ楽器かなってくらい。
 
 ─OY:変わるは変わるでも、以前みたくオーディオ用のはHi-Fiすぎてちょっと・・・、ではなく、音楽的なムッチリ感が出てよかったなと。

郁子:クラムボンはバンドのレンジが結構大きくて、1曲の中でもすごいちっちゃいところからものすごくおっきくなる曲もあって、そうなると、なんていうのかな、埋もれがちというか、わーって2人の音やリズムがなった時に、
 ─OY:負けちゃうというか、

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郁子:そう、ラインだしっていう。だからいつかアンプで出して音圧稼いでなんとか対等に、ベースに対して鍵盤もちゃんとこう、ムォオオ、ムォオオって負けないようにしたいなー、って思ってた矢先だったんです。

大助:その辺はほぼ出来たよね。
郁子:そうだね。そもそもこのツアーの趣旨っていうのは、とにかく機材を1台の車に入れるということで、楽器はもちろんスピーカーから卓から全部入れるか ら、キーボードアンプまではもう持ち込めない。入る隙間が無くて。その中で出来ることとしては、ケーブル周りや電源ケーブルを変えることと、あとDIも変 えたんです。

 ─OY:DIのことはミトさんからもききました。
郁子:そう、それで飛躍的に変わったんで、ホントに感謝してます。
 ─OY:いやいやいやいやそんなそんな。

郁子:あと、声。
 ─OY:あー、そうですよね。
郁子:マイクのケーブルも、マイクのり?が。やっぱりどうしても言葉が埋もれちゃう場面があって、"埋もれないような歌い方"、をどうしてもしてたんですけど、ちっちゃい中にもちゃんと届くっていうのが、歌っててもわかる。

 ─OY:僕らは白いTUNAMI TERZOを郁子さんが使うのかな、と思ってたんですよ。
郁子:うんうん、なんかそれはね、音を聴き比べて。ミトくんがTERZOで、私がQAC-202。
 
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 ─OY:QAC-202を男性陣が使うかと思ってたんです。
郁子:そうなんですかー。それは特性がってことですか?

 ─OY:というか、女性Vocal的には上の帯域をキレイに伸ばしたいかなーっていうイメージが先行してあって。だったらTERZOかなと。
郁子:逆だったんだ。

 ─OY:そうそうそう。でもそれはミトさんからも説明を訊いてて、マイクがノイマンだからHiがキッチリ出るので、

郁子:ピーキーにならないようにね、
 ─OY:LOWをしっかり出そうって。なるほどね?と。

郁子:いっこいっこ変えながら選んでいけたんで、非常に贅沢だったですね。
 ─OY:面白いですね。いい意味で予想を裏切られた感じで。
郁子&大助:(笑)あーそうですかー(笑)


 ─OY:ボーカリストの方のマイクケーブルについての声というか、印象やポイントみたいなものを訊いてみたかったんですよ。

郁子:やっぱり人によってね、全然違うと思う。あとマイクとの相性とかも。
 ─OY:ということはこのツアーはこのセットでまわっていく、というところにうまく落ち着いたかなということですか。
郁子:そうですね。今のところ。もうノリが、演奏が変わる、変わってきてる。

 ─OY:ほんとですか?
郁子:うん。2人もその声と鍵盤を聴いてプレイするから、音が変われば演奏も変わってくるってことかなって。あと曖昧なとこが無くなってきたっていう実感がありますね。

 ─OY:ぼやけてるのがピシっと?
郁子:ピシっとして。ピシっとしてきたから、隙間がちゃんとできるようになってきて、グルーブが変わってくるっていう。
 ─OY:間とかね。
郁子:そうですそうです。だから今回のワイアリングはほんとありがたいかぎりです。
 ─OY:いやいやいやいやいや。

郁子:でもほんと場所によってまた違うんだよね、鳴りが。

asakusa_ikuko_200.jpg
大助:そうだね。
 ─OY:それがすごくおもしろいなーと思ってて。

郁子:今日(ここ)はねぇ、結構デッド。
 ─OY:モエレ沼のガラスのピラミッドは・・・
郁子:エコーs6秒(笑)。驚異的でしたけど(笑)。
 ─OY:大変そうだなぁ(笑)。

郁子:でもその現場に着いてさてどうしよう、っていってそっからみんなでもっていくってのがすごく楽しくて。いつも一緒じゃないから曲も変えるし、配置も変えるんです。
 ─OY:そうなんですか。

郁子:今日は私は上手だったんですけど、グランドピアノ使う時は下手にいたり、センターにいったり。その都度変えながら。すごい柔軟にスタッフが対応してくれるから、一緒になって。

 ─OY:いいですね、バンドワゴン。
郁子:そうですね。なんか発明した感じっていうか。音に妥協することなく、かつ車一台で持ち回れるサウンドシステム。おかげでいろんな面白いハコ、「バンドで演るのははじめて」っていうハコでも演ることができるようになった。

 ─OY:本当にいろんなとこで演ってますよね。

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郁子:でもそのシステム持ってって、音量もクラムボンだったら場所もある程度あわせられるし、選曲とかでも。だから何箇所かで見てもらうとやっぱ違いかあるから面白いかも。

 ─OY:ぜひぜひ。よろしくお願いします。
郁子:こちらこそ引き続きよろしくお願いします。

 ─OY:ところで今日の緑の衣装はケーブルの緑と関係ないですよね?
郁子:((((((((((笑)))))))))ねー。

 ─OY:関係ないだろうなーと思いつつ、きいちゃいました
郁子:でも、なくもないですよ。
 ─OY:ホントですか?(嬉)

郁子:この青(ケーブル)、好き。あと紫(ケーブル)もいい色。

 ─OY:なんだか無理やり言わせちゃったみたいですいません(笑)。じゃぁ最後に今日のセットリストをお願いします。今日は本当にありがとうございましたー!

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マイクとの組み合わせによるケーブルチョイスや、NordStageでのd+C7 Power CableにDIを含めた音作り、ワイアリングを変えたことで見えてきたグルーブや演奏の変化など、バンドとして音を鳴らすことについて興味深い話を直接きくことができた。メンバーとクルー全員が音作りに積極的、且つ楽しみながら関わり、いろいろな場所でいろいろな演奏を楽しめているという感じが伝わってくる。
クラムボンのツアーももう中盤。近くに訪れた時は、クラムボンの2011年の音と演奏をぜひ聴きに行って欲しい。
【Interview & Text :Kenji Takechi , Photo:Taro Kawauchi / Yoshiharu Ota】



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