ゲスの極み乙女。休日課長&ちゃんMARIインタビュー

7/2
2015
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「結構前から知っていますよ。ゲスの極み乙女。は組んで3年になるんですけど、その前から使っていました。」


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ゲスの極み乙女。Bassの休日課長、KeyboardのちゃんMARI、このふたりのNEOケーブル歴は実は長い。ゲスの極み乙女。が結成された3年前、このころからNEOの存在は意識されており、実際に手にとってバンドに導入されていたという。

昨年のNEOのモデルチェンジと、秋のツアー「ゲスな魅力?」、2015年の新しいギターケーブルQAC-222Gのリリースと2015年のツアー「ゲスでいこか Vol3」。NEOのNEWアイテムのリリースとゲスの極み乙女。のツアー間でのワイヤリングのタイミングがピタリと合うという奇妙なめぐり合わせもあり、都度都度少しずつワイヤリングはブラッシュアップされてきた。

まず昨年から今年にかけて、ちゃんMARIのメインのNordelectro4 HPがPA-02 V2に、今年のワンマンツアーで休日課長は誰よりも早く、本当に世界で最初にQAC-222Gをライブで導入している。
その後も休日課長はライブを重ねながら足元もQAC-222Gで統一。以前よりエフェクターが増えたにも関わらず、QAC-222Gに統一したことにより音痩せもなく、押し出しの強い出音を実現した。
そして2015年6月の幕張イベントホール2days「ゲス乙女集会 vol.4」という2015年前半の山場を前に、ちゃんMARIの鍵盤周りがFORCE’77Gに統一されたことで、ふたりのワイヤリングは一定の到達をみることとなった。

幕張イベントホール2days「ゲス乙女集会 vol.4」のリハーサルが行われた都内スタジオで、休日課長とちゃんMARIのふたりに話をきいた。

 

「レコーディングとライブではアンプとキャビは同じものですけど、レコーディングではエフェクターはつながずにアンプだけっていうのがほとんどです。」(休日課長)


-OY:こないだQAC-222Gで足元を組んだ時と、セッティングはあまり変わってないですよね。

休日課長:ちょっとエフェクターが増えて、足元のボードにループスイッチャーと音質補正系及び歪み系のみを配置し、空間系をラックに収納するようにしました。一番使っているクリーン系は変わってないんですけど、飛び道具系が増えた、かな。

-OY:多いですよね、エフェクター。

休日課長:(笑)歪みものが多くて、曲毎で違う設定の歪みを使わなきゃいけなかったりして、ほんとちょっとしか使わないヤツものせてあるんです。

-OY:そういう飛び道具的な音つくりや使いどころなんかは課長が考えているんですか?

休日課長:音作りは基本的に自分でやっていて、飛び道具使おうよとか、ここは歪んだ感じがいいとかは川谷から提案があったり。音作りについてもう少し話すと、自分で作った音に対しライブではPAさんに、レックではレコーディングエンジニアさんの意見を参考に微調したりもします。特に使い慣れないエフェクターに対しては結構意見を伺うことが多いです。

-OY:以前、レコーディング用に銀線のFTVS-408(*http://on.fb.me/1GtJSvI)を導入しましたけど、あのケーブルをライブでは使っていないということは、ケーブルを使い分けてるんですか?

休日課長:使い分けてますね。

-OY:それはまたどんな理由で?

休日課長:あの銀のFTVS-408はtoeの美濃さんにレコーディングで録っていただいた時に紹介してもらったんです。たぶんこっちの方が課長に合うんじゃないかな、速いし音的にもレコーディングだとバチっと煌びやかなとこが出てくれると。それでちょっと使ってみたらけっこう良くて。ただライブだと単線なだけにケーブルにコシもあるから、切れたら怖いなと思ってライブでは使っていません。

-OY:でも美濃さんがあれだけステージで動いて大丈夫なんだから、大丈夫なんじゃないかな。

休日課長:(笑)あと今ライブはイヤモニでモニタリングし始めて状況が変わりつつあるのですが、アンプ+キャビでベースをモニタリングする際、そんなに出なくてもいいかな、っていうところまで出てくれちゃうんですよね。そういう意味でQAC-222Gの方がいいなっていう理由もあります。出て欲しいとこが出る、欲しい帯域に音の重心が寄ってる感じがあったんです。

-OY:いい意味でのコンプ感があるんでしょうね。そんなに飛び出さなくてもいいところは抑えられているという感じ。

休日課長:そうです。まさしくそんなイメージ。レコーディングだとある程度情報量多い方が、後々ミックスする時に存在感出しやすいですし、逆にいらないところは絞っていけばいいですからね。

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-OY:そういう使いわけなんですね。レコーディングもライブと同じセットを使うんですか?

休日課長:レコーディングとライブではアンプとキャビは同じものですけど、レコーディングではエフェクターはつながずにアンプだけっていうのがほとんどです。エフェクターを使うときは使うものだけを繋ぎますが、基本なるべく通さないです。

-OY:クリーンな感じというか、まんまの音を録って、後々調整していく?

休日課長:美濃さん、とにかく録り音がものすごくかっこいい。そしてミックス後もその録り音の良さがしっかり残っていて音が生き生きしているんですよね。なので録り音はなるべく情報量の多い、元気な音を送りたいのでなるべくエフェクターは通したくないです。

-OY:なるほど。

休日課長:そうしたい理由のもう一つに、使っているアンプがいいアンプであるからということもあります。あのアンプをいい音で鳴らしたい。また真空管入っていることもあり、セッティングによってはけっこう歪むのでアンプだけで結構カバーできるんです。
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「ギターが中域にいてその上がわたしみたいな感じだったんで、上の方の帯域を鍵盤で出したいなって思って選んだのかもしれません。」(ちゃんMARI)


-OY:ちゃんMARIの鍵盤まわりですが、今までQAC-202やいろんなケーブルがまぜこぜだったところを、今日全部FORCE’77Gに変えてみて、初めて音を聴いた印象はどうですか?

ちゃんMARI:めっちゃ良くなりました、変えて。歪みがやっとまとまりました。今まですごくとっちらかってたんですけど、やりやすくなりました、音づくりが。
 
-OY:今までばらばらだったものが落ちついたんですね。

ちゃんMARI:今まで歪みがいろんな方向に散ってたから聞こえなかったんだって思いました。それが全然ボリューム上げなくてもちゃんと聞こえるようになったんです。
 
-OY:いらないものがなくなったんでしょうね。余分な音成分や、単純にノイズとか。

ちゃんMARI:上の部分の”シャー”っていうのがなくなった。

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-OY:今メインのNordelectro4 HPにPA-02 V2使ってますけど、以前は緑のQAC-202G使ってましたよね。QAC-202Gは何か理由があって選んでいたんですか?

ちゃんMARI:えっと、その・・・オヤイデ使ってみよう、って言って、たまたま買ったのがQAC-202Gだったんです。
 
-OY:実はQAC-202Gはギター用だって知ってました?

ちゃんMARI:知ってます(笑)。ギターのGだなーって思ってました。
 
-OY:そこをあえて・・・

ちゃんMARI:エフェクターを並べてつないで、ほんとにギターみたいにして使っちゃおうっていう時期があったので。
 
-OY:それでなんですね。実はちょっと謎だなって思ってたんです。最初見たときに、あれ?間違ったのかな?って。でも、ギターに向いてるってだけで、鍵盤で使っちゃダメってことはないし、もしかしてギターっぽい音というかアプローチを狙ってるのかな?とも少し思ってたんで、あながち間違ってないですね。

ちゃんMARI:あと、ゲスの極み乙女。を始めて最初の頃だったから、ピアノだけの曲があんまりなくて。ギターが中域にいてその上がわたしみたいな感じだったんで、上の方の帯域を鍵盤で出したいなって思って選んだのかもしれません。
 
-OY:そういうバンドアンサンブルというかオーケストレーションというか全体の音のバランスをとるというか・・・そういうことをケーブルでなんとかしようっていう発想がスゴイですよね。

ちゃんMARI:(笑)

-OY:今使ってるPA-02 V2は最初音が暴れてませんでした?

ちゃんMARI:電源ケーブルを変えて、良くなりました。BLACKMAMBA-α V2との組み合わせが良いみたいです。

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