COLUMN

Interviews

2009年より、毎年秋にベルリンで開催されているエレクトロニック・ミュージックのカンファレンス/フェスティバル「Berlin Music Days」(通称:BerMuDa/バミューダ)。
このイベントの最後を締めくくるのが、空港跡地にて行われる「Fly Bermuda Festival」。テクノ/ハウスシーンのトップアーティストが世界中から駆けつけ、共演する一夜である。フェスティバルでの評判を受け、ベルリンの世界的な名門クラブ、WatergateもOYAIDE/NEO製品導入にサイン。


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2011年、同フェスティバルへ、オヤイデ電気”NEOシリーズ”「d+RCA」と「d+USB」が公式導入された。
今回、そのワイアリングがクラブにどのような効果をもたらしたのかを探るべく、現地ベルリンにて、Watergate設立時から電気技師やサウンドエンジニアとして働く、Knut Reicheltに話を聞いてみた。WATERGATEオフィシャルサイト
WATERGATE特集/クラベリア
Interview by posivision 編集部

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Knut Reichelt (Watergate サウンドエンジニア/GER・Berlin):僕の名前はKnut Reichelt。2002年11月にWatergateがオープンしてから、今までずっと働いている。今はサウンドエンジニアとして働いているけれども、最初は電気技師として働いていたんだ。このクラブの電気周りのものは、全て僕が作ったんだよ。

OY:Watergateのことを知らない人に、どんなクラブか説明して頂けますか。

Knut:Wategateは、旧東ベルリンのWarschauer Strasse駅付近、シュプレー川にかかる橋のたもとに位置している。このロケーションを最大限に生かして、川沿いの壁は全面ガラス張りで、クラブのどこからでも美しい景色が楽しめるように作られているんだ。特に朝方、盛り上がりは最高潮になるよ。

OY:ほんとうに素晴らしいロケーションですね。フロアは2つ?

Knut:そう、フロアは適度な広さの2フロアを用意していて、世界的に活躍するテクノ・ハウス系のアーティストが毎週のようにプレイしている。メインフロアの天井は、端から端まで特別なLEDを埋め込んでいるんだ。とにかく窓からの眺めは最高で、シュプレー川を望むことができる。いい音、いい音楽、快適な環境を高いクオリティで提供できるよう、スタッフ全員が日々努力している。ベルリンに来たら是非遊びにきて欲しい。

OY:昨年のFly Bermuda Festivalが、オヤイデ電気”NEOシリーズ”を導入しましたが、何か評判を聞きましたか。

mixer_w225Knut:空港跡地であったFly Bermuda Festivalで、初めてオヤイデのケーブルを見たよ。「これは何だろう?試してみなきゃ」、と思って直ぐに何本かのケーブルをここ(Watergate)へ持って帰ってきてテストしたんだ。正直、その音の違いにびっくりしたよ。今まで使っていたケーブルと比べて、より細かい音まで聞き取れるし、音もとても鮮明。それがケーブルに対して持った初めの印象。最初はその見た目にもビックリした。だってケーブルにしては珍しい色だろう? 見た目が変わっているから音もきっと変わるに違いない、そう思って試してみたら本当に衝撃を受けたよ。

OY:そのあとの本格的なインストールはどのように?

Knut:東京からオヤイデ電気のクルーがケーブルを届けてくれた次の日、僕は待ちきれずにすべての部屋のケーブルを変えたよ。PAルーム、メインフロアとセカンドフロアのDJブース。

OY:ケーブルは一度に全て変えたのですか!?

Knut:djmixer_w225そうだね、一度に全て変えた。とにかく、音が全く変わった。ケーブルを使い始めてから、音がより細かく聞き取れるようになり、より音の深みを感じることができるようになったよ。ケーブルを換えて、僕らが常に求めていた暖かみがあり、クリアな音に出会うことができたよ。

OY:ケーブルを変えてから初めて音を出したとき、どのように感じましたか?

Knut:とてもハッピーだったよ。まず、最初に全く同じCDを2台のCDJにそれぞれ入れて、片方は元々使っているケーブル、片方はオヤイデ/NEOのケーブルをつないで試してみた。出音の違いにとても驚いたよ。それまでは「ケーブルを変えたら音が変わる」なんてことは、迷信にすぎないと思っていたけれど、このケーブルと出会いその考えを改めたよ。「スピーカーケーブルを変えれば音質が変わる」とは思っていたけれど、他のケーブルは、どのケーブルを使ったって変わらないって考えだった。だから、本当に考え直したよ。僕はこの10年、Watergateの音をよりクオリティの高いものにしたいと常に探求してきた。皆にいい音を体験してもらえるようになり、とても嬉しく思っているよ。

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OY:音質はどうですか。

Knut:ハイはもっと鮮やかに聴こえるようになった。ローは音に…なんていうか厚みが出た感じ。音が鮮明になり、より一つ一つの音が聞き取れる。深く音の中に入り込める、そんな感じだよ。

OY:電源ケーブルも変えたんですよね。この機材で使用しているのですか?

Knut:メインフロアのミキサーにBLACKMAMBA-α(for Euro)を使っている。ケーブルが頑丈でプラグの差し込みもしっかりしているし、快適な出音で安定するようになったね。

OY:オヤイデ/NEOのケーブルを使って良かった点、メリットは何でしょう。

Knut:すごく丈夫でコシがあるケーブルだから、決して抜けたりしないこと。そして、絡まらずに、きれいなまま使え、新しいままキープできる。暗いところでよく見えるのも気に入っているところ。

OY:オヤイデ以外のケーブルを使っていたときには、どれくらいのスパンでケーブルを取り替えていましたか?

Knut:それまでは、ケーブルを使い始めて1年くらいするとダメになってしまうことが多く、修理したり、捨てざるをえないことも多かった。NEOのケーブルに関して言えば、そういうことはないだろうと期待している、すごく頑丈にできているからね。

OY:オヤイデのケーブルを使い始めてから、特に変化した点を教えてください。

Knut:ケーブルを導入してから、特に出音が安定し、より鮮明に深みのある音を出せるようになった。音がパワフルになったと感じるよ。おそらく、より多くの電気信号がケーブルを伝ってくるから、以前のようにPAがボリュームを調整したり、ゲインを上げずに済むようになった。出力が大きくなった感じ。

OY:アーティストの評判はいかがですか。

Knut:時折アーティストから、このケーブルについてのフィードバックをもらう。見た目が変わっているから「何? これはどんなケーブル?」と訊いてくる。僕がケーブルについて説明して音を聞かせると、ほとんどのアーティストがケーブルに興味を持ち始める。皆、ケーブルにあまり興味を持ってなかったけれど、オヤイデ製品のクオリティに驚いているよ。そういえば、Henrik Schwarzもオヤイデ・ケーブルの愛用者だよね。彼はプレイするとき、いつも必ずオヤイデの製品を持ち込んでいるよ。

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