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あの白いメガネ型のd+ Power Cable C7、あれはなくさなくていいね(笑)。(堀江)


OY:そういえば今日はサンプラーにL/i50 OFC R2.5を使っていましたけど、あれは意図的なチョイスですか?

Caravan:いや、あれはなんか・・・なんとなくいい感じがして(笑)。どこがどうっていうのははっきり言えないんだけど。
 

OY:L/i50 OFC R2.5はOYAIDE製品の中では割とドンシャリな傾向のあるケーブルで。

Caravan:あーそうなんですね。だから逆にモニターしやすいってのがあるのかな。
 

OY:L/i50 OFC R2.5をMPCシリーズで使ってる人は結構多いですよ。

Caravan:それじゃ意外と正しい使い方ですね、適当にやってるようで(笑)。

mpc_h250

 

OY:あと、QAC-202Gを通した今日のアコギの音もすごく良いなって思いました。ジャラーンとやっても単音で弾いても、きっちり伸びてて。

Caravan:QAC-202Gは今のピックアップとの相性がいいのかもしれない。あとは足下のパッチケーブルも、QAC-202Gで揃えて試してみたいね、どのくらい変わるのか。

OY:最近パッチ用に、持ち手(フードの部分)の短いプラグをつくったんですよ。足下を組む時にプラグが大きいとじゃまって声がちらほらあって、最近こういった製品を開発したんですよ。

Caravan:最近の人はコンパクトエフェクターもぎっしり並べてたりするもんね。短いといいかもね。
堀江:僕は逆にケーブルを全部揃えないで、短いパッチ的な所のケーブルを、いろいろ変えたりして試行錯誤してる。違うキャラクターを上乗せっていう意識で、音を上乗せしてたり。それはもうLIVE会場でも変わるし、周りの鳴ってる音にも影響を受けるからね。今日はもう少し音が抜けて欲しいからこう、とか。

OY:LIVEの会場によってケーブルを変える、ということもあるんですか?

堀江:LIVE前のスタジオでのリハーサルの時にはあるね。本番だとトラブルが怖いから、ぶっつけでは変えないけど。だから会場によって、っていう意味とはちょっと違うけど、いろいろ試した最後のリハーサルの時と同じセッティングでいくっていうのはあるね。
 

OY:そんな中で最近のお気に入りのケーブルってありますか?

 
堀江:最近すごく気に入ってるケーブルはね、あの白いメガネ型のd+Powercable C7、あれはなくさなくていいね(笑)。

OY:(笑)

Caravan: (笑)
 
堀江:ノードエレクトロが赤だから白で目立つし。友達とかも、”あれ買った?””うん、買った買ったー”なんて言ってる。
Caravan:間違って持っていかれたりしない感じなんだね。

nord_c7

OY:そういう理由で売れてるのかー。

堀江:もちろんいい音出したいから使ってるんだけどね。プラス、白いし太いからなくさないっていうのも理由としてあるよ、きっと。あと、やっぱり音で言えばd+Powercable C7の方が、ノード系なんかの楽器には同じメガネ型の電源ケーブルでも、緑のL/i15 EMXよりマッチするね。L/i15EMXはBlue-RayとかCDとか、そっちで使ってる。

OY:そこはこちらの意図通りです(笑)。そういったリスニング的な場面でd+USBケーブルも使ってますか?

堀江:うん使ってる。一時期USB経由のPCオーディオで、MP3以外にもWAVやFLACなんかも試したりして、その辺のいろんなフォーマットをとっかえひっかえ試したこともあるよ。FLASHメモリー直がいいのかな、とかいろいろ。そういう変化って意味ではd+USBのclassSとclassAの違いなんかは、面白いね。d+RCAなんかも実は気になるね。

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