ARTIST REVIEWS

Engineer/Studio

BLACK MAMBA-α > ソフトシンセやプラグイン等で生まれた微量のノイズ。これが明らかにBlack Mambaだと小さい

 
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Artist Profile

Naoki-T
高校在学中よりギターリストとしてスタジオミュージシャンの活動後、Producer、作編曲家、Track Maker、Remixerとして活躍。
Club Beat主体のものから生楽器主体のものまで数多くの楽曲やアーティストをヒットに導き、音楽シーンを賑わせている。
またレコーディング、制作環境において早くからケーブルや電源環境による影響を感じ取り組んできた。
 
今まで手がけた主なアーティスト
ケツメイシ、LITTLE、FUNKY MONKEY BABYS、ET-KING、BoA、清水翔太、May J. 、SQUAREHOOD、柴咲コウ、土屋アンナ、松田聖子、遊助、やなわらばー、miwa、POSSIBILITY、嵐、NEWS
 
▶︎Official

User Review

BLACK MAMBA-α(※生産完了品)

blackmamba_a_001_800_1Black MambaやTUNAMI、L /i 50 G5やOFC、PA-22ZXは既に僕のスタジオでは大活躍のACケーブルでMac、オーディオインターフェイス、アウトボード、真空管マイクの電源と色々な機器で使用しています。
今回試聴レビューを書かせて頂くにあたり、改めて元々の機材に付いている付属のケーブルと、Black Mambaを、ミキサーとオーディオインターフェイスを使ってケーブルによる違いの聞き会をしました。
チェックに利用したのは制作中のPro Toolsデータで生歌もあれば生楽器もあり、打ち込みもののオーディオもあって、Midi(ソフトシンセでオーディオ化前のデータ)もありで全てが同じオーディオインターフェイスのみの出力で1曲が出来ている素材を利用。

結果は、普段から使っているから判っていた事ですが思った以上に明らかな違いがありました。
ビックリしたのが付属で付いている電源ケーブルからBlack Mambaに変えた時。楽曲を再生せずとも違いが判りました。
ノイズの種類というかノイズ量が違います。
爆音でモニターしていたというのもありますが(笑)、ソフトシンセやプラグイン等で生まれた微量のノイズ。これが明らかにBlack Mambaだと小さい。
なぜだろう?
これは、再生して判りました。
まず位相が圧倒的に良い。位相が良いからノイズ感も違って聞こえたんですね。
もしくはBlack Mambaが外来ノイズに強いのかな。(スタジオには沢山の機器、電源があるので)
ちょっとビックリした出来事だったので引っぱってしまいましたが、位相が良いって言うのをもうちょっと具体的に書くと歌やキックのセンターパーツ、広げようと思っていたシンセや左右に振ったギターなど定位がビシッと揃っていて鳴って欲しい位置、鳴っているであろう位置にいます。

そして気持ちのよいレンジ感。
キックやベースが歪みっぽくなる事なく膨らませすぎず細くならず丁度よくたって、歌や生楽器の倍音、シンセのハイエンドも『痛い』とかではなく自然にすっきり伸びているんです。
そして一番感じるのは、これらが合わさって出来ている事なのか圧倒的に奥行き感が違います。
なんでなんでしょうね?立体的なんです。逆に言うと付属のケーブルが、ここまで平面的だった事にビックリしました(笑)

僕が電源ケーブルに手を出してから7、8年経ちますが、手を出す前の自分は正直こういう記事が書いてあっても『本当?』『大げさなんじゃない?』と思っていましたが、書いてみるとこうなっちゃうんですよね(笑)
でもですね、この違い聞き比べてみればプロ/アマ問わず誰でも判ると思います。
あと加えて言うと、この変化はEQ等で得られるような変化ではなく電源ケーブルでしか味わえない、底上げ出来ない変化だと思います。
ちなみにケーブル変えるだけでEQ等プラグインのかかり方も良くなりますよ。
あっ、これは変えてからのお楽しみという事で、、、、(笑)
 

SL-75B(※生産完了品)

sl-75bb随分前の話になりますが、Pro Toolsを始めデジタル環境での作業が多い事からマスタークロックを導入しました。
それからクロックによる音の違いを体験し、しばらくの時が流れワードクロックを変えたら更なるグレードアップが出来るんじゃないかと思い、オヤイデさんのネット通販にてこのSL75Bを含め2種類クロックケーブルを注文しました(笑)
他社のワードクロックケーブルを含め聞き会を行ったのですが、これがビックリ!
オヤイデ製品を使った途端、曲を再生して2秒で『ヤバイ』と思いました(笑)
他社の製品と比較したら、『アカスリ後』と『アカスリ前』ぐらいの違いがあったんです(なんだかよく判らない説明ですいません。でもそんな感じなんです)
今までこれが普通だと思っていた肌が『アカスリ後』には『あれ!?こんな綺麗でツヤツヤだったの!?』みたいな感じです。
それぐらい一枚ベールがはがれたようなレンジ感とみずみずしさを感じたのを記憶しています。
マスタークロックをお使いの方や、ミキサーやオーディオインターフェイス等でデジタル間の行き来をしている環境の方は是非この感動を味わって欲しいなと思います。
 

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