ARTIST REVIEWS

Musician

Various items > オヤイデのケーブルを長年愛用し続けています。初めてギターアンプの電源を変えた時のインパクトは衝撃的でした

 

Artist Profile

BOOM BOOM SATELLITES
1997年ヨーロッパでブレイクした中野雅之、川島道行からなるロックユニット。
エレクトロニックとロックの要素を取り入れながら新しい未知の音楽を創造し続ける日本屈指のクリエイターである。
ヨーロッパの音楽誌「Melody Maker」は<ケミカル・ブラザーズ、プロディジー以来の衝撃!>と報じ、数々のヨーロッパ大型ロックフェスティバル、海外ツアーを敢行し多くのメディアに大絶賛される。
2006年、同年公開されたハリウッド映画「THE DARK KNIGHT」(バッドマン続編)に楽曲が2曲起用され「EXPOSED」が全米配信リリースされる。
SUMMER SONIC 09では最大ステージ、マリン・スタジアムでのアクト、FUJI ROCK FESTIVAL10ではGreen Stageの日本人アクト大トリを務めた事も記憶に新しい。
2010年にはメンバー自ら選曲&リミックス&マスタリングを敢行した、初のベストアルバム「19972007」をに続き、2年半ぶりとなるNEW ALBUM 「TO THE LOVELESS」を発表に伴い、JAPAN TOUR 2010 1st Stage LIVE HOUSE TOURとして全国17カ所を敢行。各地希少なチケットになっており話題になった。
その後、バンド史上最大・初のアリーナ公演を含む2nd STAGE TOUR、幕張メッセでのFINAL STAGEと話題に耐えない。
そして、その幕張メッセのライブの音源と映像を2011年2月「EXPRIENCED」として発表。
2017年6月18日新木場スタジオコーストにてラストライブを開催。
情報過多で移り気な現代の若者達にカリスマ的な憧憬を与え、世代を超えた不動の魅力を持ち合わせたアーティストである。

User Review

boomsatellitesオヤイデのケーブルは長年愛用し続けています。
まだ電源ケーブルの音質の変化について一般に認知されていない頃から、コストパフォーマンスの高い製品をラインナップしていた唯一のメーカーだったと記憶しています。
初めてギターアンプの電源を変えた時のインパクトは衝撃的でした。
僕達のスタジオでは、OCB-1 SX、 TUNAMI GPX、 TUNAMI GPX-R、 BLACK MANBA α、 CS Series、d+ FireWireが稼働中。
ダウントランス、電源タップ、電源ケーブル、ラインケーブル、マイクケーブル、デジタルオーディオ等、あらゆるシチュエーションで安心して使える高品質なプロオーディオ製品として、今でもこのバンドのプロダクションを力強く支えてくれています。

SSR

2011年春の某日、BOOM BOOM SATELLITES 中野雅之さまの新スタジオにお招き頂きました。
光栄なことに、このレポートが本邦メディア初公開であるそうです。
上記でもおっしゃられているように、長年にわたり弊社製品を愛用して下さっているということで、実際かなりの部分で信号伝送と電源供給をオヤイデのケーブルが担わせて頂いている、というセッティングでした。以下写真&レポートを特別掲載致します。

BBS_studio_02

半円形のレイアウトで、窓から明るい陽光が差し込むスタジオのメイン製作セクション全景。
「環境を整え、気持ちよく作業できるようなスタジオを目指した」という中野氏のコダワリの末、たどり着いたと感じられる素晴らしい環境でした。

シンセセクションは上から”KORG MS20″, “Moog Little Phatty”, “Cravia Nord Read”, そして”KORG Triton”。その全てのオーディオアウトにPA-02 マイク/ラインケーブルが使われていて、4chマイクプリ “VINTECH AUDIO Model 473″に入力されています。

PA-02は「高解像度でワイドレンジかつフラット、現代的な機材にもヴィンテージ機材にも使える良いマイク/ラインケーブル」と中野さんから高評価を頂いております。

そして、電源タップのMTS-6とOCB-1 SXにより各機材に電源が供給され、さらにTRITON用の電源ケーブルにはBlack Mamba-αが使用されていました。このBlack Mamba-αもPA-02と同じく後述する他のセクションでも積極的に使用して頂いており、「何にでも使える本当に良い電源ケーブル」とのお褒めの言葉を頂きました。

Section02

デスクの下部に配備されたアウトボードセクション。前述の”VINTECH AUDIO Model 473″と、その下にマウントされたマイクプリ/EQの”VINTECH AUDIO X81″にPA-02を通じてインプットされたマイクやシンセの信号は、”Apogee Rosetta200″と”Apogee PSX-100″でDA変換され、RMEのサウンドカード経由でMac Proに取り込まれています。

このアウトボードセクションでもOyaide/NEOの電源ケーブルが活躍しており、ApogeeにはTUNAMI GPXとGPX-Rが、Mac ProにはBlack Mamba-αが接続されています。

さらにRosetta200にオプション装備されたFireWire I/Oにはd+FireWireが接続され、FireWire経由でのAD/DAコンバートも可能となっていました。

そしてRosetta200とRME製サウンドカードへのワードクロック接続用にOyaide SL-75Bを使用、これにより音がずいぶんとクリアになり、位相がそろったことによる音質向上を実感されたとのことで、デジタルケーブルの重要性を認識されたとのことでした。

Section03

エレキギターとコンパクトエフェクター”SHOE GAZER”、そしてDiezelのギターアンプへの接続にはNEO Guitar Shield の最新モデル、Force ’77Gをセッティング。癖の少ない素直な音質を気に入って下さっているとのことでした。さらにアンプの電源にはBlack Mamba-αを使用。
そしてボーカルブース内にセットされたマイク AKG C4000B用にもPA-02がセッティングされていました。


以上、オヤイデ電気による、中野雅之氏の新スタジオレポートでした。
BOOM BOOM SATELLITESの新作がここで創造されるのが非常に楽しみです。

– reported by Yamano@Oyaide

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