ARTIST REVIEWS
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G-Spot Cable > は中低域の密度が高く、いわゆる”腰の据わった”サウンドが特徴。200~300Hz辺りの音質が素晴らしく、かなり好きなサウンド
土屋昌巳
既に40年近いキャリアを持つベテラン・ミュージシャン/プロデューサー。
ジャパンのワールド・ツアーをギタリストとしてサポートした経験もあり、海外アーティストとも太いコネクションを持つ。
ソロ作品も多数リリースしている。
Official : http://www.ne.jp/asahi/masami/london/
G-SPOT CABLEは中低域の密度が高く”腰の据わったサウンド”が特徴
G-SPOT CABLE、QAC-202 Gとも、あくまでギター専用に焦点を絞った良い意味での個性が感じられ好印象でした。また、ノイズが非常に少なくシールド力も優れています。
G-SPOT CABLEは中低域の密度が高く、いわゆる”腰の据わった”サウンドが特徴。200~300Hz辺りの音質が素晴らしく、かなり好きなサウンドです。10kHz以降のハイエンドを無理に伸ばしていないので、耳に痛い感じがないのも素晴らしいところ。リフやコード・サウンドに重さとともにまとまり感が加わる感じです。サステインも十分に伸びる印象があり、さまざまなギターでチェックしましたがFENDER StratcastarやJazzmasterなどのシングル・コイル・ピックアップとの相性が抜群でした。
QAC-202Gはクリアで前に出るサウンドが特徴。高域~低域までの広い周波数帯をカバーしつつも、高域に暴れる感じがないのはよいですね。2~3kHzに乾いた質感があり、各弦の分離が良いのも特色。ダビングの多いサウンドの中でもギターの輪郭をはっきりと出してくれるでしょう。チェックではGIBSON Les PaulやGRETCH 6120など、ハムバッカー・ピックアップの個性をしっかりと引き出してくれました。
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