ARTIST REVIEWS
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Ecstasy Cable > 空気感と立体感がすごい
中西道彦(Nakanishi Michihiko)
幼少期よりピアノ、ベースを演奏。
アメリカに渡ったのち客船での演奏業務を経て帰国。
Yasei Collectiveにてフジロックフェスティバル他多数のフェス出演のほか、あいみょん、いきものがかり、藤原さくら、木村カエラ、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、iri、Rei、Nakamura Emi など多数のアーティストのサポート、レコーディングに参加。
また劇伴の作曲や楽器メーカーの開発など多岐に渡って活動中。
エレキベース、シンセベースを自由に行き来するプレイスタイルで、ボトムを支える堅実なプレイに徹する。
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まずいつも使っているプレべの直後につないで、オーディオインターフェースに直接突っ込んで第一印象を聴いてみました。
いつも使っているシールドと比べて、レンジが上下にも左右にも広がったように聞こえます。
空気感と立体感がすごいです。
ラインの音が大きな要素を占めるエレキベースのサウンドにおいてとても大事なのではないでしょうか?
ミッド、ハイの抜けに独特なクセがあると感じるいつもの某社ケーブルと比べると、ハイもローもしっかり出ているのですが耳につくピークがないので音がとても綺麗で、新鮮な野菜や湧き水(?)のようなみずみずしさを感じます。
無理している感じがなくストレスフリー、自分の楽器の音ってこんなだったんだ!と再確認しました。
出音のスピード感も圧倒的で、その後に繋ぐエフェクターやプリアンプの細かい設定の変化を全部有意義に反映してくれるフトコロの深さもあります。
シンセベースの張り付くようなラインの感じがとても音楽的に変化したのも特筆すべき点です。
一言で言うととても音楽的なケーブルですね。
今年後半の某テレビ番組のメインテーマや劇伴のレコーディングに早速使いましたので、毎日聴けると思います!
ミュージシャンの楽器周りの機材って、出音ももちろん大事ですが『絶対壊れない』って安心感と、その存在を忘れさせてくれるぐらいの信頼性が大事だと思います。
このケーブルはまさにそれで、適度な硬さと、プラグ部分のガッチリした作り、エフェクターとパワーサプライに挿した時のちょうどいい固定感、全てが安心材料です。
長さがちょうどいいものが選べるのも、痒いところに手が届いていいなあと思いました。
サウンド面では、直列でつないでごちゃっとした塊だったのがちゃんと分離して、コンプや歪み、オートワウetc・・・・各エフェクターの個性がはっきり出てきます。
加えてチューナーの反応がとても良くなり、チューニングにかかる時間がかなり減ったことも驚きです。
全部そろえて1ツアー8本回りましたがノントラブル、バッチリです!
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