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DC-3398USB PDトリガーケーブル > EQだけでは難しく、あと一歩実機のアンプの感触に迫れずに悩んでいた部分がスッキリと解決出来ました。
坂本夏樹（さかもと・なつき）
チリヌルヲワカ、She Her Her Hers、Over The Topでのバンド活動を経て、スタジオ・ミュージシャン、プロデューサーとして、Creepy Nuts、酸欠少女さユり、DE DE MOUSE、星街すいせい、hololive、美波など、数多のライブ、レコーディングに参加。
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Quad Cortexを最大限に活用する上で特に重要となってくるのが、グローバルEQでの追い込みだと思います。
フラットにとてもレンジが広いので、ある程度シェイプして適度にピークを作ってやった方が、より実機のアンプの感触に近付くと感じてきました。
そんなEQの追求の果てに辿り着いたのが「DC-3398USB PD トリガーケーブル」です。
バッキング時の肝となる、ルートの明瞭な輪郭と発音の速さ、アンサンブルで負けない押し出しの強さ、などなど、EQだけでは難しく、あと一歩実機のアンプの感触に迫れずに悩んでいた部分がスッキリと解決出来ました。
僕は現状Ankerの電源と組み合わせて使っていますが、更に好みの組み合わせがないか探してみるのも面白そうです。
また、パワーサプライやDCケーブルがエフェクターの音色やキャラクターに変化を与えることも広く知られていると思います。
僕もこの手法を用いて、EQでは追い込めない様な微調整を行なってきましたが、空間系のデジタルエフェクターなどは消費電力の大きさから、付属の純正電源でしか正常に作動しない場合もあり、追い込みを妥協しないといけないこともしばしば。
僕の場合この手法において、低域の濁りや音像のこもりを微調整することが多いのですが、それらを妥協してきた状況を「DC-3398USB PD トリガーケーブル」が一挙に解決してくれました。
はっきりと、クリアーかつ押し出しの強いキャラクターの付与を体感出来ます。
歪みエフェクターでの使用においては、ヘッドルームの広いモダンなモデルとの相性が良い様に感じました。
電源部での微調整に新たな手札が加わったことを嬉しく思います。
数多のミュージシャン達から「名機」として愛されるエフェクターやアンプが共通して有するキャラクターを、ケーブルで表現出来たのは「Ecstasy Cable」が初めてではないでしょうか。
OYAIDEらしいレンジの広さと解像度の高い伸びやかな高域が、チューブ・サーチュレーションのような自然なコンプレッション感に抱擁されていて、反応の良さと扱いやすさが高次元で共存しています。
そして、そんなキャラクターを安定感のある重心がアンサンブルにおいてギターに求められるレンジにしっかりと定位させてくれるので、他の楽器にかき消されることなく、表現をアウトプットすることが出来ます。
「名機」とは、素晴らしいと感じる音色を演奏に乗せて、素晴らしいと感じさせられることの出来る楽器だと思います。
そんな「名機の真髄」を「Ecstasy Cable」から感じることが出来るでしょう。
ライブやレコーディングで演奏する機会が多いので、僕にとっての良い音とは、マイクで集音しやすい音、であることが最も重要となってきます。
こだわり抜いたギター、エフェクターの素晴らしい音色を、QAC-222Gでマイクで集音しやすいレンジにまとめ、DC-3398で中域をクリアーで押し出しの強いキャラクターに整えるという手法が、辿り着いた答えでした。
そんなオーダーメイドクオリティーなチューニングを、市販品として誰もが簡単に手に入れられるというところがOYAIDEの凄いところだと思います。
パーツで細分化すれば更に突き詰めた組み合わせにも踏み込めるので、是非最強の組み合わせを見付けてください。
(そして教えて下さい。)
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