COLUMN
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ベルリンにある、世界を代表するレコーディングスタジオ
私たちの友人であるシンガーソングライター兼プロデューサーのエンダ・ギャラリーさんから、JRSスタジオのオーナーであり、Jazzanovaのメンバーでもある、2020年のグラミー賞にノミネートされたエンジニアのアクセル・ライネマー氏を紹介していただきました。
エンダは、自身のアルバムもJRSスタジオでレコーディングをしており、このスタジオとアクセルの仕事ぶりを高く評価し、このスタジオをとても気に入っていました。
アクセル氏は、これまでエンジニアとして、音楽に対する深い情熱、飽くなき探究心を強く持ち続け、そしてアーティストのニーズや方向性への深い理解を注意深く捉えることに集中し、多くの音楽をさまざまなアーティストと共に生み出してきました。
そして彼の情熱と探究心をより満足させるため、2012年にJRS Studioをベルリンで設立しました。
私たちが、初めてアクセル氏とコンタクトを取ったその頃、ちょうどJRS Studioと隣接しより充実したスタジオワークを実現することを目的としたFlow Studioの建設が始まろうとしていた時でした。
信頼の置ける最良の品質を備えたケーブルを手にしたいと考えていたアクセルは、その新しいスタジオへ、オヤイデNEOケーブルを導入することへの強い関心を持っていました。
「私たちの出会いは、とてもちょうど良いタイミングだったのかもしれませんね。」
とても気さくな人柄のアクセル氏は、私たちをスタジオに招き入れそう笑顔で語りかけてくれました。
スタジオに足を踏み入れた私たちの目にまず飛び込んできたのは、とても洗練された空間が広がるスペースに設置された重厚なグランドピアノでした。
そこから、ヴィンテージの世界へと続いていきます。
いたるところに置かれた貴重なヴィンテージ機材。その世界観は、私たちをたちまち特別な気分へと導いてくれます。
そして、最高の音質を保証すると言われるNeumann社のコンソールが設置されたメイン・コントロール・ルームへ足を踏み入れました。
その圧倒的な雰囲気…….
ここから多くの名作が生み出されてきたと想像するだけでなんとも感慨深い想いが込み上げてきました。
JRSスタジオを一言で表現するならば、「究極のスタジオ」だと感じました。
現代のレコーディング環境の快適さと柔軟性、それらすべてが備えらたスタジオは、
すべての部屋が互いに近接しており、ミュージシャン、バンド、プロデューサー、そしてエンジニのあらゆるニーズを満たすことが可能です。
多目的で快適な創造性に溢れた豊かな空間がそこに存在しています。
これまでJRSは、さまざまなジャンルのミュージシャンの仕事をしてきました。
例えば、坂本龍一氏は「レヴェナント」のサウンドトラックのチェロテーマをすべてここで録音しました。
2015年には、リアーナのアルバム「ANTI」をプロデュースしています。
他にも多くの名作がJRSから生み出され、世界へと届けられたのです。
これまでベルリンへ多くの海外からのアーティストがレコーディングに訪れていましたが、パンデミックによって状況は一変しました。
それによってJRSでも、今まではあまりなかったドイツ国内のポップスや、ジャズアーティストとの仕事をする機会が増えたとアクセル氏は語ります。
そういった仕事の数々もまた、アクセル氏にとって多くの新たな発見や成長へと繋がっているそうです。
彼の音楽への探究心は、パンデミックにさえ微塵も揺らぐことはなかったのです。
そんな素晴らしい情熱を持ったアクセル氏は、「JRS Studio」と「Flow Studio」へオヤイデNEOのケーブルを採用することを決めてくれました。
JSRスタジオには、オヤイデNEOのカスタムメイドのPA-08 V2シリーズとプレミアムマイクケーブルのAR-910が導入されています。
そして2020年9月には、新たに「Flow Studio」という新しいスタジオ・コンプレックスがオープンしました。
これは5つのライティング・プロダクション・ルームで構成されており、人々が来て1日または1週間レコーディングルームを借りて、同じ部屋でビートを制作したり、ボーカルを録音したりすることができます。
これがそのコンセプトです。
私たちは2021年、再びJRSを訪れ、Flow Studioを見学させてもらいました。
各部屋にはコンセプトに合わせた家具や照明、カーペット、装飾が施されています。
リビングルームには大きなバナナの木があり、リゾートホテルのような雰囲気を醸し出しています。
スタイリッシュなキッチンと居心地の良いラウンジエリアがあり、撮影の合間にくつろぐのに最適な場所であることが想像できました。
最高に贅沢な雰囲気でした。
Flow Studioには、各部屋にd+ やNEOケーブルが設置されています。
主にd+シリーズ、PA-02のマイクケーブルやQAC-222のラインケーブル、そしてQAC-222Gのギターケーブルが各部屋に設置されています。
新たに誕生した「Flow Studio」もまた、世界中のあらゆるミュージシャンにとって、とても魅力的なスタジオだと感じました。
Official : http://www.jazzanovarecordingstudio.com/
Facebook : https://www.facebook.com/jrsberlin
Instagram : https://www.instagram.com/jrsberlin/
Instagram Flow Studio : https://www.instagram.com/flowstudios_berlin/
Photographer : Musashi Shimamura
Official : https://musashi-film.jimdosite.com/profile/
Instagram : https://www.instagram.com/musashifilm/
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